🚨 虐待行為・虚偽答弁・虐待防止体制不備|「ゆうちゃん弁当ゆうちゃん亭」が指定取消
香川県は、一般社団法人スワンが運営する 「ゆうちゃん弁当ゆうちゃん亭」について、 就労継続支援A型および就労継続支援B型の指定取消処分 を行いました。 発表によると、当該事業所の当時の責任者による利用者への虐待通報をきっかけに調査が行われ、 調査の過程で当初説明とは異なる重大な虐待行為を認めたとされています。 また、虐待防止委員会が本来の役割を果たしていなかったことなど、 複数の運営基準違反も確認されています。
1 対象事業者の概要
| 法人名 | 一般社団法人スワン |
|---|---|
| 代表者 | 代表理事 中村 優太 |
| 法人所在地 | 香川県高松市屋島西町1932-7 |
2 処分対象となった事業所
| 事業所名 | ゆうちゃん弁当ゆうちゃん亭 |
|---|---|
| 所在地 |
就労継続支援A型:香川県丸亀市金倉町939番地 📍 A型所在地をGoogleマップで確認 就労継続支援B型:香川県丸亀市城東町三丁目11-27 📍 B型所在地をGoogleマップで確認 |
| サービス種別 | 就労継続支援A型・就労継続支援B型 |
| 定員 |
A型:15人 B型:15人 |
| 指定日 |
A型:平成27年3月1日 B型:令和6年10月1日 |
| 生産活動 | 弁当の製造・販売 |
3 行政処分の内容
| 処分内容 | 指定取消 |
|---|---|
| 処分年月日 | 令和8年5月26日 |
| 主な処分理由 | 人格尊重・忠実義務違反、運営基準違反、虚偽答弁、関係法令違反 |
| 根拠法令 | 障害者総合支援法第50条第1項第3号・第5号・第8号・第10号 |
違反内容|虐待行為、虚偽答弁、虐待防止委員会の機能不全
違反類型:虐待、人格尊重義務違反、虚偽答弁、運営基準違反
- 虐待通報を契機に調査: 令和7年11月、当該事業所の関係者から関係市町に対し、 当時の責任者による利用者への虐待について通報があったとされています。
- 関係市町による虐待認定: 令和7年12月に関係市町が事実確認を行い、 令和8年1月に県へ虐待に該当するとの報告がありました。
- 県調査で重大な虐待行為を認める: 県が令和8年2月から3月にかけて調査を実施したところ、 当初、当時の責任者は関係市町への説明と同様の説明をしていたものの、 調査が進む中で、これまでの説明内容とは異なる重大な虐待行為を行っていたことを認めたとされています。
- 虚偽答弁: 県の調査に対し、当初の説明と実際の内容に食い違いがあったことから、 虚偽の答弁が認定されています。
- 虐待防止委員会の機能不全: 県の調査時点で、虐待発生後の検証と再発防止策を検討する虐待防止委員会が、 その役割を果たしていなかったことが確認されています。
- 改善計画の不十分さ: 事業所から提出された改善計画において、 今後の事業継続を前提とした再発防止策が確認できなかったこと等も総合的に判断され、 指定取消処分となっています。
⚠️ 行政処分による実務的影響
この事案で重いのは、虐待行為そのものだけではありません。 県の調査で、当初の説明とは異なる重大な虐待行為を認めたこと、 さらに虐待発生後の検証や再発防止策を検討する虐待防止委員会が機能していなかった点です。
介護・障害福祉の現場では、虐待を完全にゼロにするための教育や体制づくりが必要です。 しかし、万が一発生した場合には、 事実確認、原因分析、再発防止、職員への周知まで組織として動けるかが問われます。
今回は、改善計画においても今後の事業継続を前提とした再発防止策が確認できなかったとされています。 つまり、単なる一職員の問題ではなく、事業所として利用者の安全と尊厳を守る体制そのものが問われた事案といえます。
よくある質問(FAQ)
・ 香川県:障害福祉サービス事業者の行政処分(指定の取消し)について

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