🚨 行政判断の整理:職員7名による組織的な虐待および通報義務違反に伴う処分
和歌山市は、社会福祉法人愛徳園が運営する「ビンセント療護園」に対し、障害者総合支援法第50条第1項等の規定に基づき、6ヶ月間の受入停止処分を決定しました。本件は、複数の支援員による利用者への暴力・暴言が行われていただけでなく、それを目撃した職員が通報を怠るなど、組織としての「不正を防ぐ仕組み」が完全に破綻していた事実が認定されたことによる措置です。
施設・法人の基本情報
| 対象事業所 | ビンセント療護園 📍 和歌山市今福3丁目5-41(Map) |
|---|---|
| 運営法人 | 社会福祉法人愛徳園 |
| 代表者 | 理事長 原 嘉子 |
サービス種別の詳細
| サービス種類 | 指定年月日 |
|---|---|
| 生活介護、施設入所支援 | 平成21年4月1日 |
| 短期入所 | 平成18年10月1日 |
行政処分内容の整理
| 処分の内容 | 指定の一部の効力の停止(新規利用者の受入停止) |
|---|---|
| 処分決定日 | 2025/03/28 |
| 効力停止期間 | 令和7年4月1日 〜 令和7年9月30日(6か月間) |
処分の原因となる事実:認定された異常な虐待実態
和歌山市の調査により、支援者7名が利用者15名に対して以下の虐待を行っていたことが認定されました。
- 身体的虐待: 支援員が利用者を車椅子から無理やり引きずり下ろす等の暴力行為。
- 心理的虐待: 排泄(失禁)した利用者に対し、複数の支援員が激しい暴言を浴びせる等の行為。
- 障害者虐待防止法: 虐待現場を目撃した職員がいたにもかかわらず、速やかに行政へ報告せず、隠蔽に近い状態が続いていた事実
⚠️ 三者(組織・職員・利用者)への影響
1. 組織(会社)としての問題:
虐待が一部の個人の問題ではなく、7名もの職員が関与し、さらに周囲もそれを見て見ぬふりをするという、組織全体のモラル崩壊が極めて深刻です。
虐待が一部の個人の問題ではなく、7名もの職員が関与し、さらに周囲もそれを見て見ぬふりをするという、組織全体のモラル崩壊が極めて深刻です。
2. 現場スタッフへの影響:
真面目に働こうとする職員がいても、虐待が常態化し通報すらできない環境では、専門職としての職業倫理を保つことは不可能です。職場環境の異常性が浮き彫りとなりました。
真面目に働こうとする職員がいても、虐待が常態化し通報すらできない環境では、専門職としての職業倫理を保つことは不可能です。職場環境の異常性が浮き彫りとなりました。
3. 利用者・家族への影響:
障害という特性により抵抗が難しい立場にある利用者に対し、人格を否定するような暴言や暴力が行われていたことは、家族にとっても耐え難い裏切りです。
障害という特性により抵抗が難しい立場にある利用者に対し、人格を否定するような暴言や暴力が行われていたことは、家族にとっても耐え難い裏切りです。
💬 現役介護士の視点:結局、何をしたのか?
この施設で起きたことを一言で言えば、「車椅子から力ずくで引きずり下ろしたり、お漏らしをした人に怒鳴り散らしたりする虐待を、職員たちが組織ぐるみで行い、さらにそれを見た人も黙り込んでいた」ということです。
正直、同じ福祉の仕事に携わる人間として、あまりにも酷すぎて、言葉がありません。
これ以上は私個人の意見になってしまいますので何も書きません。
・・・・何も書けません。
参照元資料:
・和歌山市報道発表:障害者支援施設ビンセント療護園に対する行政処分について
・和歌山市報道発表:障害者支援施設ビンセント療護園に対する行政処分について

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