🚨 認知症の入所者4人への虐待を認定|羽曳野市が「グループホームみやび」を行政指導
大阪府羽曳野市の 「グループホームみやび」で、 介護職員4人が認知症の入所者4人に虐待を行っていたとして、 羽曳野市が施設を 高齢者虐待防止法に基づき行政指導したことが報じられました。
市は、職員への聞き取りなどから 2024年頃から約2年間にわたり虐待が行われていたと判断。 ヘッドロックのように頭を締め付ける行為や、 入所者に衣装を着せて笑う行為など、 複数の不適切な行為が確認されています。
施設内の内部通報をきっかけに発覚し、 羽曳野市は2026年9月8日に警察へ通報、 同月24日付で施設を書面で行政指導しました。
※今回の対応について
現時点で確認されているのは
「行政指導」です。
指定取消や指定の効力停止など、
介護保険法に基づく行政処分が行われたとの情報は確認されていません。
報道では、羽曳野市が今後の監査を検討しているとされています。
1 グループホームみやびの概要
| 事業所名 | グループホームみやび |
|---|---|
| 運営法人 | 社会福祉法人ふくふく会 |
| 所在地 | 大阪府羽曳野市 |
| サービス種類 | 認知症対応型共同生活介護(グループホーム) |
| 介護保険事業所番号 | 2773800970 |
| 利用定員 | 3ユニット・27人 |
2 羽曳野市が認知症の入所者4人への虐待を認定
報道によると、 問題となったのは施設3階で入所者9人を担当していた 介護職員4人です。
羽曳野市は、 このうち男女4人の入所者への虐待を認定。 職員4人のうち、 3階の責任者だった男性職員が中心となっていたとされています。
報道機関によって紹介されている具体的な行為には違いがありますが、 複数の報道をまとめると、 次のような行為が確認されています。
- 男性入所者の頭をヘッドロックのように腕で締め付ける
- 入所者の身体を持ち上げる
- 女性入所者にチアリーダーやピエロ風の衣装を着せ、その姿を見て笑う
- 女性入所者の胸を触る
- トイレ介助中、入所者の首の上にまたがって押さえつける
- 車いすを蹴る、首付近をつかんで歩かせる
- 便が出ない入所者の腹部を足で押すほか、暴言や威圧的な言動
羽曳野市は職員への聴取などを踏まえ、 2024年頃から虐待が始まっていたと判断したと報じられています。
⚠️ 職員側は「じゃれ合っていた」「ふざけていた」と説明
関与した複数の職員は、 羽曳野市の聴取に対して 「入所者とじゃれ合っていた」「ふざけていた」 という趣旨の説明をしたと報じられています。 しかし市は、職員自身が認めた行為の中から 悪質なケースを虐待として認定しました。
3 内部通報で発覚、市は警察にも通報
今回の問題が発覚したきっかけは、 施設内部からの通報でした。
| 2026年8月29日 | 施設内で「虐待と思われる行為が複数みられる」との内部通報。 |
|---|---|
| 9月3日 | 施設側が羽曳野市へ連絡。 |
| 9月8日 | 羽曳野市が行為を悪質と判断し、大阪府警羽曳野署へ通報。 |
| 9月24日 | 施設に対し書面で行政指導。職員の認識改善や管理の徹底を求める。 |
| 10月9日 | 運営法人が公式サイトで謝罪文を公表。 |
4 運営法人が謝罪|職員への指導を徹底へ
運営する 社会福祉法人ふくふく会は、 2026年10月9日、 公式サイトに 「不適切ケア及び虐待のお詫びについて」 を掲載しました。
また、読売テレビの取材に対して法人は、 「虐待があったことはおおむね間違いありません」 との認識を示し、 入所者の家族に謝罪したと報じられています。
法人は今後、 職員への指導を徹底するとしています。
今回の事案で重要なのは、 職員側が「ふざけていた」「じゃれ合っていた」と考えていた行為でも、 利用者の尊厳を傷つけたり、拒否しにくい立場を利用した行為であれば、 虐待になり得るという点です。
特に認知症のある利用者の場合、 職員との関係性やその場の状況によって、 嫌だと明確に意思表示できないこともあります。
また、今回の問題は内部通報から発覚しました。 不適切なケアを見た職員が声を上げられる環境と、 通報後に施設や法人が速やかに対応する仕組みの両方が重要です。
5 従業者・利用者情報
👥 従業者情報を表示する
| 総従業者数 | 33人 |
|---|---|
| 計画作成担当者 | 常勤3人・非常勤0人 |
| 介護職員 | 常勤18人・非常勤6人 |
| 介護職員の退職者数 | 常勤0人・非常勤4人 |
| 看護師 | 常勤0人・非常勤1人 |
| 経験5年以上の介護職員 | 62.5% |
| 夜勤を行う従業者数 | 3人 |
🏠 利用者情報を表示する
| 利用定員 | 3ユニット・27人 |
|---|---|
| 入居率 | 98.7% |
| 平均年齢 | 89歳 |
| 男女別 | 男性3人・女性24人 |
| 要介護度 |
要支援2:0人 要介護1:7人 要介護2:4人 要介護3:8人 要介護4:7人 要介護5:1人 |
| 昨年度の退所者数 | 6人 |
※従業者・利用者情報は厚生労働省「介護サービス情報公表システム」の掲載情報を整理しています。現在の状況と異なる場合があります。
よくある質問(FAQ)
Q1.グループホームみやびは営業停止になったのですか?
A.いいえ。現時点で確認されているのは羽曳野市による行政指導です。
指定取消や指定の効力停止が行われたとの情報は確認されていません。
Q2.どのような虐待が確認されたのですか?
A.ヘッドロックのように頭を締め付ける行為、
衣装を着せて笑う行為、
胸を触る行為などが報じられています。
報道によって紹介される具体例には違いがありますが、
複数の身体的・心理的に不適切な行為が確認されています。
Q3.今後、行政処分になる可能性はありますか?
A.報道では羽曳野市が今後の監査を検討しているとされています。
ただし、指定取消や効力停止などが行われるかどうかは、
正式な行政発表が出るまで分かりません。
参照元資料
・ 読売テレビ|グループホームみやびの虐待に関する報道
・ 社会福祉法人ふくふく会「不適切ケア及び虐待のお詫びについて」
・ 厚生労働省「介護サービス情報公表システム|グループホームみやび」
※本記事は報道、運営法人の公表、介護サービス情報公表システムの情報をもとに整理しています。
※羽曳野市による今回の対応は、現時点で確認できる範囲では行政指導です。今後、新たな行政処分等が公表された場合は内容を更新する可能性があります。

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