🚨 安城市初の指定取消し:不正請求と虚偽報告により「宅老所あすなろ」を処分
愛知県安城市の「宅老所あすなろ」にて、入浴未実施による報酬の不正請求および監査への虚偽答弁が発覚しました。
市はこれを極めて悪質な事案と判断し、安城市として初となる指定の取消し処分を下しました。
| 処分決定日 | 2025年3月21日(通知日) |
|---|---|
| 対象事業所 | 宅老所あすなろ |
| 運営法人 | 有限会社あすなろ |
| 代表者 | 代表取締役 岡田 まゆみ |
| 所在地 | 愛知県安城市福釜町細池89番地6 |
| 処分内容 | 指定の取消し |
| 返還請求額 | 42,141円(不正請求額に40%加算) |
行政処分の原因となった事実関係
安城市は、有限会社あすなろが運営する「宅老所あすなろ」に対し、介護保険法に基づく指定の取消し処分を行いました。安城市において、法に基づく指定取消しは今回が初の事例となります。
1. 組織的な運営基準違反
指定申請時に計画されていた入浴介助が実際には行われておらず、個別計画の未作成、不十分な提供記録、勤務体制の不透明さなど、運営体制に極めて多くの欠陥が認められました。
2. 不正請求と虚偽の答弁
実際には入浴させていないにもかかわらず、架空の記録を作成して報酬を請求していました。また、市の監査に対し、管理者は入浴場所について嘘の説明をしたり発言を二転三転させるなど、調査を著しく妨げた事実も重く見られています。
今回の問題の核心は、提供していないサービスでお金を受け取り、さらに公的な調査に対して組織の責任者が『嘘』を重ねて隠蔽しようとした点にあります。
これを一般社会のサービスに例えると、『飲食店が、実際には提供していない特別メニューの料金を伝票に上乗せして客に請求していた。さらに保健所の立ち入り調査に対し、店長が虚偽の調理記録を見せたり、厨房の場所について嘘の説明を繰り返したりして、ごまかそうとした』というような、極めて不誠実な状態です。
介護報酬は国民の保険料と税金で支えられています。サービスを行わずにお金を受け取ることは、社会全体の信頼を裏切る行為です。さらに調査に対して嘘をつくことは、再発防止の機会を自ら放棄したとみなされ、安城市として初となる『指定取消し』という最も重い決断に至ったと言えます。

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