【大阪】訪問介護「かえで」に3か月の一部停止。ヘルパー1人が「同日同時刻に2人支援」の不正請求

🚨 行政処分:八尾市の訪問介護事業所で「重複請求」が発覚

八尾市の「訪問介護ステーションかえで」において、1人のヘルパーが同日同時刻に別々の利用者を訪問したように装う不正請求が認定されました。これにより、令和7年5月より3か月間の新規受入れ停止処分となりました。

対象事業所 訪問介護ステーションかえで
📍 大阪府八尾市恩智中町二丁目 213 番地 (Googleマップで見る)
運営法人 株式会社くれはプランニング
代表取締役 田中 信吾

行政処分データ表 (参照元 八尾市ホームページ)

項目 内容
処分内容 指定の一部効力停止(新規受け入れ停止)3か月
効力発生日 令和7年5月1日
処分理由 不正請求(介護保険法第77条第1項第6号)
不正の詳細 1人の訪問介護員のサービス提供について、同日同一時間帯に2人の利用者分の介護報酬を不正請求。
返還見込額 総額 1,317,137円(※加算額40%含む)

処分の背景:訪問介護の「物理的不可能」を無視した報酬請求

訪問介護において、1人のヘルパーが同時に2箇所で支援を行うことは物理的に不可能です。しかし本件では、同じ時間帯に2人の利用者へサービスを提供したことにして二重に報酬を請求していました。これは介護保険制度の根幹を揺るがす重大な過失です。

📊 事業所データから見える「体制の課題」 (参照元 介護サービス情報公表システム 2025年11月05日18:19 公表)

1. 従業者情報
総従業者数は37名。特筆すべきは、**経験年数10年以上の訪問介護員の割合が「0%」**であるという点です。ベテランによる適切な指導やシフト管理が欠如していた可能性が浮き彫りとなりました。
2. 利用者情報
利用者総数は33名。要介護2以下の利用者が約75%を占める中、限られた常勤スタッフで運営する体制が、今回の「同時刻請求」という極めて杜撰な管理を招いた一因と推測されます。
💬 現役介護士の視点:10年以上のベテラン0%が招いた「管理の甘さ」

同時刻に2人分を請求するというのは、事務ミスというにはあまりに大胆すぎます。経験年数10年以上のスタッフが一人もいないという客観的データは、制度の重みを現場に浸透させる「教育の欠如」を物語っています。

※用語解説はこちら

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