【北海道・旭川】有料老人ホーム「あけぼの」150万円超の着服で改善命令

🚨 旭川市:有料老人ホームでの150万円超の金銭着服により改善命令

「メディケアホームあけぼの」にて、従業員による入居者資産の私的使用が発覚しました。
150万円を超える多額の被害を受け、市は経済的虐待として厳重な改善命令を下しています。

処分日 2025年11月12日(処分日)
対象事業者 メディケアホームあけぼの
(運営:株式会社健康会 / 代表取締役:代表取締役 國本 正雄)
所在地 旭川市亀吉3条1丁目1番6号
違反内容 経済的虐待(人格尊重義務違反)
処分内容 改善命令
(虐待の再発防止措置を講じる義務)
事実関係 従業員1名が、入居者1名の金銭(1,578,346円)を私的に使用した。旭川市はこれを経済的虐待と認定し、再発防止を求める改善命令を出した。

経済的虐待(金銭着服)の詳細

旭川市は、札幌市に本社を置く株式会社健康会が運営する「メディケアホームあけぼの」に対し、老人福祉法に基づく行政処分を行いました。

1. 従業員による多額の金銭着服

施設に従事する従業員1名が、入居者1名の金銭、計1,578,346円を無断で引き出すなどして私的に使用していたことが、事業者からの報告により判明しました。

2. 経済的虐待の認定と改善命令

市は、利用者の財産権を侵害するこの行為を「人格尊重義務違反(経済的虐待)」と認定しました。これを受け、事業者に対し虐待の発生防止および再発防止のための具体的な措置を講じるよう、改善命令を下しています。

💬 現役介護士からの視点

今回の問題は、利用者の財産を安全に管理すべき立場にあるプロが、その信頼を悪用して相手の資産を自分の財布のように扱ってしまったという、職業倫理を根本から揺るがす出来事です。

これを一般社会のサービスに例えると、『資産運用や家計の管理を任せているプライベートコンシェルジュが、預かっているキャッシュカードを使って、勝手に自分の高級品の購入や生活費に充てていた』というような、極めて悪質な契約違反にあたります。

高齢者施設では、身体的なケアだけでなく、財産の管理についても強い信頼関係が求められます。このような高額な着服が起きてしまう背景には、個人のモラルだけでなく、チェック機能が働いていない組織体制の問題も指摘せざるを得ません。利用者の家族にとっては、安心して老後を任せられる環境がどれだけ脆いものであるかを突きつけられる、非常に不安なニュースと言えます。

※本記事は、過去に行政機関が公表した情報を整理・記録したものです。
現在の運営状況や評価を示すものではありません。

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