🚨 2.6億円不正&行政に逆ギレ
熊本県宇城市の老健「ヘルシープラザ十六」などで2.6億円の不正請求が発覚。
定員超過を隠すために架空の入退所を繰り返し、さらに架空の訪問介護を請求する悪質な手口です。法人は処分を不服として訴訟を起こしています。
| 処分発表日 | 2010年10月26日 |
|---|---|
| 対象事業者 | ヘルシープラザ十六 ほか2事業所 (運営:医療法人社団 本田会) |
| 所在地 | 熊本県宇城市松橋町西下郷544 |
| 不正受給額 | 約2億6,600万円 (※調査継続中で増額の可能性あり) |
| 処分内容 | ●指定取消処分(予告) ※法人は提訴し抵抗中 |
| 概要 | 定員超過を隠すため架空の入退所を繰り返し、さらに超過入所者を「在宅」と偽って訪問介護等の架空請求を行っていた。不正総額は約2億6,600万円。 |
事件の経緯・詳細
熊本県宇城市の「医療法人社団本田会」に対し、県は老健を含む3事業所の指定取消処分を通知しました。
定員オーバーの利益を貪るために、複雑な偽装工作を組織的に行っていたことが発覚しています。
1. 「架空入退所」で定員超過を隠蔽
同施設は、定員を大幅に超える利用者を受け入れていました。
これが発覚しないよう、書類上だけで「一度退所したことにして、すぐに再入所させる」という架空の手続きを繰り返し、定員内に収まっているように見せかけていました。
2. 「施設にいるのに訪問介護」という錬金術
さらに悪質なのが、二重の不正請求です。
書類上「退所(在宅)」扱いになっている超過分の入所者に対し、実際には施設に住んでいるにもかかわらず、「自宅で訪問介護を受けた」「通所リハビリに通った」という虚偽の記録を作成。
関連する併設事業所で架空のケアプランを作り、介護報酬を二重取りしていました。
3. 行政の指示を無視し、裁判で対抗
不正額は2年間だけで2億6,600万円にのぼります。
県は利用者の保護を最優先し、第三者への「事業譲渡」を指示しましたが、法人はこれに従わず、処分の差し止めを求めて裁判を起こすなど、協力姿勢を見せていません。
💬 現役介護士からの視点
『定員を超えて詰め込み、あぶれた分は在宅サービスと偽って請求する』……まさに高齢者をモノとして扱った在庫管理のような手口です。
さらに驚くべきは、これだけの不正をしておきながら『処分はおかしい』と訴訟を起こすその神経です。利用者が次の行き場を失うリスクがある中で、保身を優先する法人の姿勢には憤りを通り越して呆れます。

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