【大分・指定取消】佐伯市で6000万円不正請求|事務所偽装の悪質手口

🚨 住所偽装で6,000万円請求

大分県佐伯市で巨額の不正請求が発覚。
老人ホーム内にある事業所を「別の場所」と偽り、5年間で約5,400万円を不正に受給していました。返還額はペナルティを含め6,000万円を超える見込みです。

処分決定日 2025年1月15日(指定取消:2月15日)
対象事業者 万葉訪問介護ステーション
ベストプレイス訪問介護ステーション
所在地 大分県佐伯市
処分内容 指定取消(2事業所)
返還請求:約6,000万円(見込み)
概要 有料老人ホーム内に事業所があるにもかかわらず、別の場所にあると偽り「同一建物減算(10%)」を逃れ続けていた。不正受給額は約5,400万円、加算金を含めた返還額は6,000万円を超える。

事件の経緯・詳細

大分県佐伯市で、訪問介護事業所2カ所が同時に指定取消処分を受けました。理由は「事業所所在地の偽装」による巨額の不正請求です。

1. 「場所を偽る」手口で10%を着服

本来、有料老人ホームなどの建物内に訪問介護事業所がある場合、移動の手間がないため介護報酬を10%減額するルール(同一建物減算)があります。
しかし、この2事業所は「実態のない別の場所」に事業所があるかのように書類を偽造し、2019年から約5年間にわたり、この減算を逃れて満額を請求し続けていました。

2. 6,000万円超の返還請求

不正に受け取った金額は約5,400万円にのぼります。県はこれに40%のペナルティを加えた6,000万円以上の返還を求める見込みです。
地方の小規模な事業所にとって、この金額は経営破綻に直結しかねない甚大な額です。

公表データ(指定取消時点)

📍 万葉訪問介護ステーション
従業者情報
総従業者数 21人(常勤1 / 非常勤20)
退職者数 3人(非常勤)
利用者情報
利用者総数 24人
要介護度内訳 要介護1:4人 / 要介護2:2人
要介護3:6人 / 要介護4:6人 / 要介護5:6人
📍 ベストプレイス訪問介護ステーション
従業者情報
総従業者数 21人(常勤1 / 非常勤20)
退職者数 2人(非常勤)
利用者情報
利用者総数 12人
要介護度内訳 要介護1:1人 / 要介護2:0人
要介護3:3人 / 要介護4:7人 / 要介護5:1人

出典:介護事業所・生活関連情報検索

💬 現役介護士からの視点

『同じ建物内なら移動コストがかからないから安くする』というルールを、住所を偽ってまで無視するとは……。これは単なる計算ミスではなく、完全に『騙して取る気満々』だった証拠です。
6,000万円という返還額も衝撃ですが、利用者さんや現場のスタッフにとっても『明日から職場(サービス)がなくなる』という最悪の事態です。経営者の『バレなきゃいい』という浅はかな考えが、多くの人を巻き込む悲劇を生みました。

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