🚨 行政処分:青森県八戸市の特別養護老人ホームに「改善命令」の行政処分
八戸市は社会福祉法人東幸会に対し、過去の改善勧告を無視し、虐待を継続していたとして介護保険法に基づく「改善命令」を下しました。ナースコールを意図的に遠ざける等のネグレクトや身体的虐待が再発しており、組織的なガバナンス欠如が厳しく問われています。
| 対象事業所 | 特別養護老人ホームサンシャイン 📍 青森県八戸市東白山台二丁目2番1号 (マップ) |
|---|---|
| サービス | 指定介護老人福祉施設 |
| 運営法人 | 社会福祉法人東幸会 |
| 代表者 | 伊藤 友子 |
行政処分データ表
| 処分内容 | 改善命令(介護保険法第91条の2第3項) |
|---|---|
| 通知年月日 | 2024年8月9日 |
| 主な違反理由 | ・人格尊重義務違反(虐待):ナースコールを遠ざけるネグレクト、身体的・心理的虐待の再発。 ・改善勧告の無視:2023年の勧告に対する改善報告を行いつつ、実際には改善していなかった不誠実な実態。 |
| 改善期限 | 通知日から1ヶ月以内 |
処分の背景:改善報告の『嘘』と繰り返される虐待
今回の事案で最も重い事実は、2023年7月に出された改善勧告に対し、施設側が「改善した」と報告しておきながら、その後の調査で再び同様、あるいはより悪質な虐待が発覚した点にあります。
特筆すべきは『ナースコールを手の届かない場所に置く』という行為です。これは助けを求める権利を奪う、極めて冷酷なネグレクト(放任)であり、入所者の安全を根本から否定するものです。行政はこれを「改善の意思なし」と判断し、より強制力の強い『命令』へと踏み切りました。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
社会福祉法人としての公益性を完全に失墜させました。命令に従わない場合は事業停止や指定取消の対象となるため、存続の危機に瀕しています。
適切な教育や体制が整わない中、虐待が常態化する現場で働くスタッフのモラルは崩壊しています。誠実な職員が絶望して去る『悪循環』が加速します。
助けを呼ぶ手段(ナースコール)を奪われるという恐怖は計り知れません。家族にとっても、信頼して預けた『最後の砦』での裏切りは、深い精神的苦痛となります。
ナースコールを遠ざけるのは、現場が忙しいからといった言い訳が通用するレベルではありません。それは『見て見ぬふり』を組織で正当化した結果です。一度勧告を受けておきながら隠蔽するように虐待を続けた姿勢は、福祉に携わる資格がないと言わざるを得ません。
出典:八戸市公式ホームページ(介護事業者の行政処分について)
https://www.city.hachinohe.aomori.jp/material/files/group/39/240809syobun_meirei.pdf

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