【山梨】ヘルパーステーションほくとのいえに6か月の新規受入停止。2年に及ぶ無資格介護と記録偽造が認定

🚨 行政処分:北杜市の訪問介護事業所で「無資格者4名による介護」が発覚

北杜市の「ヘルパーステーションほくとのいえ」において、2年間にわたり無資格者に訪問介護を行わせ、さらに有資格者が行ったかのように記録を偽造していたことが判明。6か月の新規受入停止処分となりました。

対象事業所 ヘルパーステーションほくとのいえ
📍 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332番地2560 (Googleマップで見る)
運営法人 株式会社北杜の家
代表取締役 小澤 功次郎

行政処分および施設運営データ表

項目 内容
処分内容 指定の一部効力停止(6か月)

処分年月日 令和7年10月17日
処分効力発生日 令和7年11月1日
停止内容 新規利用者へのサービス提供停止
主な違反行為 無資格者によるサービス提供、提供記録の偽造、不正請求
現場の深刻なデータ 経験年数10年以上の介護職員:0.0%

処分の背景:ベテラン不在の現場で繰り返された「名義借用」

本件の悪質性は、令和5年3月から令和7年2月までの約2年間という長期間、組織的に不正が続けられていた点にあります。無資格者4名にケアを行わせるだけでなく、有資格者3名の名前を勝手に使って記録を偽造するという、確信犯的な隠蔽工作が行われていました。

従業者情報を見ると、経験10年以上のベテランが一人もいない(0%)という異常な構成になっており、正しい知識や倫理観を持って現場を指導できる人間が不在だったことが、不正の温床になったと考えられます。

⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」

1. 施設(運営法人)への影響:信頼回復が極めて困難な地域性
北杜市のような地域コミュニティにおいて、「2年間嘘をつき続けていた」という事実は致命的です。6か月の停止期間後、ケアマネジャーからの新規紹介が戻る保証はなく、経営基盤は大きく揺らぎます。
2. 従業員(現場スタッフ)への影響:歪んだ労働環境での疲弊
経験年数の浅いスタッフばかりの中、組織的に記録偽造を指示されていたとすれば、それは重大なコンプライアンス違反です。正しいケアを志す職員ほど絶望し、さらなる人材流出を招く負のスパイラルに陥ります。
3. 利用者・家族への影響:プロのケアを信じた人々への裏切り
「ヘルパーさんが来る」と安心していた利用者や家族にとって、その担当者が無資格だったという事実は大きな不安を与えます。資格の有無は単なる書類上の問題ではなく、緊急時の対応やケアの質の担保そのものです。
💬 現役介護士の視点:0.0%という数字が物語る「教育の崩壊」

経験10年以上の職員がゼロ、というデータに驚きました。訪問介護は一人で利用者さんの家に入る孤独な仕事だからこそ、バックアップするベテランの存在と、厳格な倫理観が必要です。

無資格者に現場を任せ、記録を書き換えて帳尻を合わせる。そんな「数字合わせ」の運営は、最終的に利用者さんの不利益として返ってきます。現場を支えるのは書類ではなく、人であることを再認識すべきです。

※用語解説はこちら

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