【福島】定期巡回「サポート24」に指定取消処分。書類偽造による虚偽報告と組織的不正請求の全貌

🚨 行政処分:福島市の定期巡回事業所に「指定取消」の極めて重い処分

福島市の「サポート 24 訪問看護介護ステーション」において、看護師不在を隠すための書類偽造、主治医の指示を無視した架空請求、同一建物減算逃れなど、法規を完全に無視した運営が認定されました。

対象事業所 サポート 24 訪問看護介護ステーション
📍 福島県福島市野田町字八郎内 55 番地の 1 (Googleマップで見る)
運営法人 マイクスコーポレーション有限会社
代表取締役 澤村 幹成

行政処分および施設運営データ表

項目 内容
処分内容 指定取消(2020年5月1日付)
主な違反行為 人員基準違反(看護師等未配置)、運営基準違反、不正請求、虚偽報告(書類偽造)
利用者状況 利用者数84名(都道府県平均34.7名の2.4倍)という異常な超過受け入れ
経済上の措置 不正受領額の返還請求および過誤調整(自主返納)の命令

処分の背景:24時間安心を謳いながら「医師の指示」すら無視した実態

本件は、定期巡回サービスにおいて最も重要な「医療との連携」を組織的に放棄していました。主治医の指示を受けずに看護サービスを提供したと偽る、あるいは提供すらしていないサービスを請求するという行為は、単なる事務ミスではなく明確な詐取です。

さらに、過去の実地指導での指摘(オペレーター配置)を改善せず、監査時には出勤簿や勤務表を偽造して提出するという隠蔽体質は、救いようのない悪質さを示しています。

⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」

1. 施設(運営法人)への影響:社会的制裁と「欠格事由」による追放
指定取消により、当該事業所は消滅。代表者は欠格事由に該当し、今後5年間は介護保険事業に関わることができません。虚偽報告と偽造が認定されたことで、法人の再生は不可能です。
2. 従業員(現場スタッフ)への影響:84名の重圧と不正の板挟み
平均の2.4倍もの利用者を抱え、人員不足の中で現場を回していたスタッフの疲弊は想像を絶します。経営陣による書類偽造が行われる中で、真面目な職員ほど過酷な労働と良心の呵責に苦しんでいたはずです。
3. 利用者・家族への影響:医療的リスクに晒された24時間
定期巡回を頼りにしていた84名の利用者にとって、主治医への報告もせず、適切な計画もない運営は命の危険を伴うものでした。「24時間安心」という看板を信じた利用者・家族への最大の裏切りです。
💬 現役介護士の視点:「数」だけを追い求めた運営の破綻

利用者数84名という数字を見て驚きました。適切な人員がいない中でこれだけの人数を受け入れれば、当然ケアの質は保てません。その穴埋めを「不正請求」と「偽造」で行うのは、もはや福祉事業ではなく犯罪です。

定期巡回は地域支える素晴らしいサービスですが、こうした一部の悪徳な運営によって、サービス全体のイメージが損なわれることが本当に悲しいです。誠実な現場が報われる業界であってほしいと切に願います。

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