【福島】訪問介護「こらぼステーション」に3か月の全部停止処分。無資格者の介護を別名義で隠蔽

🚨 行政処分:福島市の訪問介護事業所で「無資格介護」と「書類偽造」が認定

福島市の「こらぼステーション」において、資格を持たない職員にサービスを提供させ、記録には別の職員の名前を記載して隠蔽するという悪質な運営が発覚。3か月の全部停止処分となりました。

対象事業所 こらぼステーション
📍 福島県福島市鳥谷野字舘 47 番地の 1 (Googleマップで見る)
運営法人 一般社団法人こらぼ
代表理事 髙橋 春美

行政処分および施設運営データ表

項目 内容
処分内容 指定の全部の効力停止(3か月)
処分期間 2022年3月1日 〜 2022年5月31日
主な違反行為 無資格者によるサービス提供、提供記録の虚偽記載、不正請求
資格保有状況 常勤職員に介護福祉士が0名(非常勤に1名のみ)という極めて手薄な体制

処分の背景:資格の重みを軽視した「組織的隠蔽」の実態

本件で最も悪質なのは、単なる人員不足による事故ではなく、「無資格者にサービスをさせ、その記録を別人の名前で作成する」という意図的な隠蔽工作が行われていた点です。これは介護保険制度の根幹を揺るがす重大な背信行為です。

また、同法人が運営する障害福祉サービス事業所においても不正請求が認定されており、法人全体としてコンプライアンス(法令遵守)意識が著しく欠如していたと言わざるを得ません。

⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」

1. 施設(運営法人)への影響:法人全体の社会的信用失墜
訪問介護だけでなく障害福祉でも不正が発覚しており、「一般社団法人こらぼ」としての公的サービス提供能力に強い疑念が持たれます。3か月の停止期間中、収入はゼロとなり、再開後の利用者確保も絶望的です。
2. 従業員(現場スタッフ)への影響:専門職としての誇りの喪失
常勤職員の半数(2名)が退職しているデータが示す通り、現場は既に崩壊していました。「誰の名前で記録を書いても良い」というデタラメな指示の下では、真面目な職員のキャリアは守られず、専門職としての倫理観も育ちません。
3. 利用者・家族への影響:安全と質を担保されない不安
利用者はわずか4名という超小規模な運営でしたが、その分、利用者との密接な関係があったはずです。そこを無資格者が担当していたという事実は、「プロによるケア」を信じて契約した利用者・家族への重大な裏切りです。
💬 現役介護士の視点:名義貸しは「現場の死」を意味する

介護の記録は、利用者さんの命と生活を守るための大切な証拠です。そこに別人の名前を書くという行為は、プロとして絶対にやってはいけない一線を超えています。

常勤に介護福祉士が一人もいないという極端な体制も、教育や管理が行き届かなかった原因でしょう。小規模だからこそ、より丁寧で正直な運営が必要だったはずです。

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