【さいたま・大宮】「訪問看護ステーションArche」が指定取消。名義借りと実態のない事務所

🚨 行政処分:さいたま市の訪問看護ステーションに対する指定取消処分

勤務不可能な者の名義を使い不正に指定を取得。また、届け出た住所に事務所の実態がなく、別の場所で運営と記録保存を行っていた。

対象事業所 訪問看護ステーションArche
運営法人 一般社団法人onehand
代表者 代表理事 黒須 利紀
所在地 埼玉県さいたま市大宮区下町2丁目3番地9 FINO

不正の全容:虚偽の指定申請と「ゴースト事務所」

さいたま市の発表によると、一般社団法人onehandが運営する「訪問看護ステーションArche」において、以下の重大な法令違反が確認されました。

  • 不正の手段による指定:実際には勤務することが不可能な人物の名義を使用して指定申請を行い、不正に事業許可を取得。
  • 運営基準違反:届け出た所在地での業務実態が全くなく、別の無届けの場所で運営および記録保存を行っていた。

行政処分および違反期間データ

項目 内容
処分内容 指定の取消し(2025年10月14日発表)
違反継続期間 2024年4月1日 〜 2025年7月9日(1年3か月)
主な違反行為 不正の手段による指定、運営基準違反(事務所実態なし)
事業所番号 1166592075
💬 現役介護士の視点

今回の事案は、看護師などの専門職が必要な訪問看護において、「名簿だけ借りて許可を取る」「事務所を隠して運営する」という、確信犯的なルール無視が重なったものです。

これを一般社会のサービスに例えると、以下のような状態です。

  • 不正な指定取得:『「有名シェフが3人います」と嘘をついてレストランの営業許可を取り、実際にはそのシェフたちは名前を貸しただけで、店には一度も来ていなかった』ような状態です。
  • 事務所の実態なし:『看板を出している本社の住所はもぬけの殻で、実際には許可を受けていない別の秘密の場所で勝手に調理や接客の記録を付けていた』ようなものです。

訪問看護は、利用者の自宅へ直接入り込み、医療的なケアを行う非常に責任の重い仕事です。その運営母体が、スタートから嘘で固められていた事実は極めて深刻です。1年3か月にわたり人員基準違反が続いていたことは、提供されたケアの質そのものに大きな疑問を投げかける結果となりました。

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