🚨 行政処分:山形県尾花沢市の介護老人保健施設に対する新規受入停止処分
管理者の医師が常勤していると虚偽の申告を行い、人員基準を満たさない状態で1年半にわたり約1億5000万円の介護報酬を不正に受給した。
| 対象事業所 | 【山形・尾花沢】老健「ハイマート福原」が1.5億円の不正受給。医師の常勤偽装で行政処分 |
|---|---|
| 運営施設名 | ハイマート福原 |
| 管理者 | 管理者(常勤医師) |
| 所在地 | 山形県尾花沢市大字福原 |
不正の経緯と処分の詳細
山形県は、尾花沢市の介護老人保健施設「ハイマート福原」に対し、介護保険法に基づく行政処分を下しました。県の調査によると、以下の事実が判明しています。
- 虚偽申告:管理者の医師が常勤実態がないにもかかわらず、常勤として県に届け出。
- 巨額の不正受給:約1年半にわたり、正当な申請と偽って合計1億5000万円の介護報酬を受領。
行政処分および不正データの詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 処分内容 | 3か月間の新規利用者受け入れ停止(2024年3月22日〜) |
| 不正受領額 | 約1億5,000万円 |
| 不正期間 | 2022年1月 〜 2023年12月(約1年半) |
| 違反内容 | 人員配置基準違反(常勤医師の不在)、不正請求 |
💬 現役介護士の視点
今回の事案は、介護老人保健施設(老健)において最も重要な「医師の常勤」というルールが守られていなかったものです。
これを一般社会のサービスに例えると、以下のような状態です。
- 医師の常勤偽装:『「常にプロの整備士が点検を行っている」と宣伝して高い車検費用を取っていた整備工場が、実は整備士がたまにしか顔を出しておらず、無資格のスタッフだけで作業を回していた』ような状態です。
老健は医療ケアが必要な高齢者が入所する施設であり、医師の常勤は安全の要です。施設側は「県との見解の相違」と主張していますが、1億5000万円という巨額の不正受給は、制度全体の信頼を損なう極めて重い事実です。3か月間の新規停止期間中、既存の利用者のケア体制がどのように確保されるのかが注視されます。

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