🚨 行政処分:高知県高知市の地域密着型通所介護に「指定の全部効力停止(3ヶ月)」の行政処分
高知市は「株式会社 和」が運営する「でいさーびす うちんく和」に対し、介護保険法に基づく指定の全部効力停止処分を下しました。人員基準を満たさないまま運営を続け、それを隠蔽するために監査で虚偽の報告を行い、不正に介護報酬を請求していた実態が判明しました。
| 対象事業所 | でいさーびす うちんく和(のどか) 📍 高知県高知市宇津野 128 番地 1 (マップ) |
|---|---|
| サービス | 地域密着型通所介護 |
| 運営法人 | 株式会社 和(なごみ) |
| 代表者 | 田邊 雄子 |
行政処分データ表
| 処分内容 | 指定の全部効力停止(3ヶ月間) |
|---|---|
| 停止期間 | 令和3年7月1日 〜 令和3年9月30日 |
| 主な違反理由 | ・人員基準違反:必要な介護・看護職員の配置を欠いた状態での運営。 ・運営基準違反:適切なサービス提供体制の欠如。 ・不正請求:基準違反を隠蔽し、介護報酬を不正に受領。 ・虚偽の報告:市が行った監査において、事実と異なる嘘の報告を実施。 |
処分の背景:組織的に行われた『人員不足』の隠蔽
本件の深刻さは、単なる人員不足に留まらず、それを組織として隠そうとした『不誠実さ』にあります。介護保険制度は事業者と行政の信頼関係、そしてルールに基づいた正確な請求が大原則です。
配置基準を満たさない不完全な体制でサービスを提供し続け、さらに監査において虚偽の報告を行って給付費を得る行為は、公金を不当に搾取する行為に他なりません。高知市は事態を重く受け止め、事業の継続を一時的に完全に禁じる『全部停止』という極めて厳しい判断を下しました。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
3ヶ月の全部停止により、期間中の収益は完全に途絶えます。地域密着型デイとして致命的な打撃であり、再開後に利用者やケアマネジャーからの信頼を取り戻すのは至難の業です。
不適切な体制下での労働を強いられ、法人の不正(隠蔽)に関与させられたスタッフの精神的苦痛は計り知れません。停止期間中の雇用維持も困難となり、人材流出を招きます。
突如として日常の通い先を奪われる利用者の不安と、急ぎで代替サービスを探さなければならない家族の心身の負担は甚大です。地域福祉への期待を裏切る最悪の結果です。
人手不足は業界全体の課題ですが、それを『虚偽報告』で誤魔化す姿勢はプロとして一線を超えています。正しい体制を整えられないのであれば、受入を制限するのが誠実な運営です。一度失った信頼は3ヶ月の停止期間よりも長く尾を引くことを、全経営層は自覚すべきです。
出典:高知市発表資料、介護サービス情報公表システム(2025/08/18公表)
行政処分通知資料URL

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