🚨 行政処分:大阪府河南町のグループホームで「虐待」。代表者自ら手を下す異常事態
河南町所在の「グループホームあすか」に対し、大阪府(南河内広域行政組合)は3ヶ月の新規利用者受入停止処分を下しました。法人の代表取締役による利用者への殴打、および食事の主食とおかずを混ぜて食べさせるという、人間の尊厳を著しく傷つける虐待が認定されています。
| 対象事業所 | グループホームあすか 📍 大阪府南河内郡河南町大宝二丁目29番6号 (Googleマップ) |
|---|---|
| 運営法人 | 有限会社あすか 代表取締役 樫村 八千江 |
行政処分データ表 (参照元:南河内広域行政組合公表資料)
| 処分内容 | 指定の一部効力停止(3か月) |
|---|---|
| 停止期間 | 令和2年12月24日 〜 令和3年3月23日 |
| 主な違反理由 | 人格尊重義務違反(身体的・心理的虐待) ・代表取締役による頬や下肢への殴打 ・主食とおかずを混ぜて食べさせる不適切な食事提供 |
処分の背景:経営トップが自ら尊厳を破壊した罪
今回の事案で極めて特異かつ深刻なのは、虐待の主体が現場職員ではなく、組織のトップである代表取締役であった点です。利用者の頬を叩くといった暴力行為に加え、食事をぐちゃぐちゃに混ぜて提供するという行為は、単なるケアの未熟さではなく、利用者に対する「支配」と「侮辱」の表れです。
経営者がこのような認識で現場に立っている以上、組織内での自浄作用や適切な教育は期待できず、地域密着型サービスとしての信頼は完全に失墜しました。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
1. 利用者への影響:日常的な恐怖と尊厳の喪失
「叩かれるかもしれない」「食事を無茶苦茶にされる」という恐怖は、認知症を抱える利用者にとって、安心できるはずの「家」が「監獄」に変わったことを意味します。
「叩かれるかもしれない」「食事を無茶苦茶にされる」という恐怖は、認知症を抱える利用者にとって、安心できるはずの「家」が「監獄」に変わったことを意味します。
2. 現場スタッフへの影響:職業倫理の破壊
社長が虐待を行っている環境では、真面目なスタッフの進言は封じられ、感覚が麻痺するか、絶望して去るしかありません。良質な人材を組織が自ら排除している形です。
社長が虐待を行っている環境では、真面目なスタッフの進言は封じられ、感覚が麻痺するか、絶望して去るしかありません。良質な人材を組織が自ら排除している形です。
3. 地域社会への影響:小規模運営の闇
密室性の高いグループホームにおいて、経営一族による暴走を止められなかった行政のチェック体制も問われます。地域の高齢者が安心して身を託せる場所が一つ失われました。
密室性の高いグループホームにおいて、経営一族による暴走を止められなかった行政のチェック体制も問われます。地域の高齢者が安心して身を託せる場所が一つ失われました。
💬 現役介護士の視点:食事を「混ぜる」行為に透けて見える「悪意」
介護の現場では、食べやすさを考えて刻んだりトロミをつけたりすることはありますが、「主食とおかずをぐちゃぐちゃに混ぜる」というのはそれとは全く別次元の話です。それは「餌」として扱っているのと同じ。代表取締役という立場にある人間が、それを日常的に行っていたという事実に、同じ業界の人間として強い吐き気を感じます。
暴力は目に見えますが、こうした「尊厳を削る行為」は外からは見えにくい。それをしっかりと認定して処分を下したことは評価すべきですが、3ヶ月という停止期間でこの「腐った根っこ」が変わるとは思えません。現在は運営状況が不明ですが、二度と同じような被害者が出ないことを切に願います。
※本記事は、過去に行政機関が公表した情報を整理・記録したものです。現在の運営状況や評価を示すものではありません。
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