🚨 行政処分:徳島市のデイサービスで「指定取消」。時間偽装と訓練未実施を認定
徳島県は「おかがわ内科デイサービス大和」に対し、提供時間の水増し請求や個別機能訓練の未実施による不正請求などを理由に、指定取消処分を下しました。同法人が運営する訪問介護拠点も同時に処分を受けています。
| 対象事業所 | おかがわ内科デイサービス大和 📍 徳島県徳島市川内町平石夷野24番地 (Googleマップ) |
|---|---|
| 運営法人 | 株式会社エージングアシスト 代表取締役 大石 綾 👉 別事業所(訪問介護)の処分記事はこちら |
行政処分データ表 (参照元:徳島県公式HP)
| 処分内容 | 指定の取消し |
|---|---|
| 取消年月日 | 令和7年1月22日 |
| 主な違反理由 | ・提供時間の水増し請求(利用者22名) ・未実施の個別機能訓練加算の請求(利用者10名) |
処分の背景:「時間を金に変える」という背信行為
今回の不正は、デイサービスの報酬区分を不当に上げるため、実際の滞在時間よりも長い時間区分で請求を行っていたというものです。これは単なる事務ミスではなく、利用者との信頼関係を根底から壊す行為です。さらに、身体機能の維持に欠かせない機能訓練を実施せずに加算を得ていた点も、厳しく処罰されました。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
1. 利用者・家族への影響:リハビリへの期待の搾取
個別機能訓練を目的としてデイサービスを選んだ利用者にとって、訓練の未実施は身体機能の維持という希望を奪う行為です。また、時間区分の偽装は、家族が支払う自己負担額も不当に引き上げており、経済的な実害も伴います。
個別機能訓練を目的としてデイサービスを選んだ利用者にとって、訓練の未実施は身体機能の維持という希望を奪う行為です。また、時間区分の偽装は、家族が支払う自己負担額も不当に引き上げており、経済的な実害も伴います。
2. 現場スタッフへの影響:職業倫理の麻痺と負担
記録上の時間と実際のサービス時間の乖離を認識しながら業務を続けさせられることは、スタッフの職業倫理を著しく摩耗させます。正しいケアよりも「記録の帳尻合わせ」を優先させる環境では、良質な介護人材は育ちません。
記録上の時間と実際のサービス時間の乖離を認識しながら業務を続けさせられることは、スタッフの職業倫理を著しく摩耗させます。正しいケアよりも「記録の帳尻合わせ」を優先させる環境では、良質な介護人材は育ちません。
3. 地域社会・納税者への影響:公金の不当利用
22名もの利用者に対して行われた時間の水増し請求は、地域住民が納めた貴重な介護保険料の搾取です。公費によって支えられている介護制度への信頼を失墜させ、真面目に運営する近隣事業所への風評被害にも繋がります。
22名もの利用者に対して行われた時間の水増し請求は、地域住民が納めた貴重な介護保険料の搾取です。公費によって支えられている介護制度への信頼を失墜させ、真面目に運営する近隣事業所への風評被害にも繋がります。
💬 現役介護士の視点:信頼回復への挑戦を注視する
個別機能訓練の未実施は、リハビリを楽しみにして通っている利用者さんへの裏切りです。しかし、運営法人は現在、不祥事を教訓に透明性の高い運営へと舵を切っているようです。実際に、公式サイトにて運営推進会議の報告書(2025年6月分)を公開しており、外部の目を入れる努力が確認できます。
※本記事は、過去に行政機関が公表した情報を整理・記録したものです。現在の運営状況や評価を示すものではありません。
※用語解説はこちら

コメント