🚨 異常事態:富山市の就労支援事業所で「指定取消」。開設時からサビ管配置を偽装
富山市は、日本ウェルフェア合同会社が運営する「スカイワーク月岡」に対し、指定の取消処分を決定しました。同事業所は開設時からサービス管理責任者を常勤で配置できる見込みがないにもかかわらず、虚偽の申請を行い、監査でも嘘の出勤簿提出や答弁を繰り返していました。
| 対象事業所 | スカイワーク月岡 📍 富山市上栄628番地3 (Googleマップで見る) |
|---|---|
| 運営法人 | 日本ウェルフェア合同会社 代表社員 藤木 吉洋 |
指定取消処分データ表 (参照元:富山市Press Release)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 処分内容 | 指定の取消し |
| 取消年月日 | 令和7年12月30日 |
| 主な処分理由 | 不正の手段による指定、虚偽報告、虚偽答弁 |
| 違反の詳細 | ・サビ管の常勤配置に関する虚偽申請 ・勤務実態と異なる虚偽の出勤簿提出 ・監査における虚偽の口頭答弁 |
処分の背景:最初から「嘘」で固められた事業運営
今回の取消処分は、障害福祉サービスの要である「サービス管理責任者(サビ管)」をめぐる重大な不正に起因しています。事業所は、令和6年10月の開設時点でサビ管を常勤配置できないことを承知しながら、あたかも配置するかのように書類を偽造して富山市に指定申請を行いました。
さらに深刻なのは、行政のチェック機能である「監査」への対応です。実態のない勤務時間を記載した出勤簿を作成・提出し、口頭調査でも嘘を重ねるなど、極めて悪質な「行政への背信行為」が認められました。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
1. 利用者への影響:支援の質の低下と行き場所の喪失
定員20名の利用者に対し、個別支援計画を統括するサビ管が不在であったことは、適切な支援が受けられていなかったことを意味します。年末の時期に転所を余儀なくされる負担は甚大です。
定員20名の利用者に対し、個別支援計画を統括するサビ管が不在であったことは、適切な支援が受けられていなかったことを意味します。年末の時期に転所を余儀なくされる負担は甚大です。
2. 現場スタッフへの影響:キャリアへのダメージ
経営陣による虚偽報告に巻き込まれたスタッフは、自身のキャリアに傷がつく可能性があるだけでなく、大きな精神的ストレスにさらされます。
経営陣による虚偽報告に巻き込まれたスタッフは、自身のキャリアに傷がつく可能性があるだけでなく、大きな精神的ストレスにさらされます。
3. 地域社会への信頼:制度全体の信用失墜
不正な手段で給付費を受け取ろうとする行為は、障害福祉制度全体への信頼を損ない、真面目に運営する他の事業所へも悪影響を及ぼします。
不正な手段で給付費を受け取ろうとする行為は、障害福祉制度全体への信頼を損ない、真面目に運営する他の事業所へも悪影響を及ぼします。
💬 現役介護士の視点:サビ管は「名前だけ」の存在ではない
障害福祉の現場で、サビ管は利用者の人生を左右する「支援の設計図」を描く重要な役割です。
そこを偽装して事業を始めるというのは、利用者さんを蔑ろにする行為です。
監査で書類を偽造し、口裏を合わせる労力を、なぜ利用者さんへの誠実な支援に向けられなかったのでしょうか。今回の指定取消は、当然の結果と言わざるを得ません。
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