🚨 行政処分:黒部市のデイサービスで「3ヶ月の新規受入停止」と「報酬3割カット」
富山県は、Eisac株式会社が運営する「デイサービス リハトレ中新」に対し、個別機能訓練指導員の人員不足を隠蔽して介護報酬を不正に受給したとして、行政処分を下しました。同事業所は基準を満たしていないことを認識しながら請求を続けており、悪質性が高いと判断されました。
| 対象事業所 | (健康増進プラザ)デイサービス リハトレ中新 📍 富山県黒部市中新31番地3 (Googleマップで見る) |
|---|---|
| 運営法人 | Eisac株式会社 |
行政処分データ表 (参照元:富山県HP)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 処分内容 | 指定の一部効力停止(3か月) |
| 具体的な制裁 | 新規利用者の受入停止、介護報酬請求額を上限7割に設定 |
| 処分期間 | 令和7年8月1日 〜 令和7年10月31日 |
| 処分理由 | 個別機能訓練加算(I)ロの人員基準(2名配置)違反および不正請求 |
| 返還金等 | 3,346,982円(※40%の加算金を含む) |
処分の背景:人員不足の「隠蔽」と「不当受給」
今回の不正は、個別機能訓練加算(I)ロの算定に必要な「指導員2名以上の配置」がなされていないにもかかわらず、その事実を隠して報酬を請求していた点にあります。県は「人員の欠如を知りながら不正に請求を行った」と明記しており、過失ではなく意図的な隠蔽であったことを重く見ています。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
1. 利用者への影響:適切なリハビリ機会の喪失
「リハトレ」を謳う事業所において、本来配置されるべき専門職が不在であったことは、利用者が期待していた機能回復の効果を阻害する背信行為です。
「リハトレ」を謳う事業所において、本来配置されるべき専門職が不在であったことは、利用者が期待していた機能回復の効果を阻害する背信行為です。
2. 現場スタッフへの影響:過度な負担とモラルの崩壊
不足する人員の穴埋めを現場に強いていた可能性が高く、不正を知りながら働かされるスタッフの精神的苦痛や、専門職としての誇りの毀損は計り知れません。
不足する人員の穴埋めを現場に強いていた可能性が高く、不正を知りながら働かされるスタッフの精神的苦痛や、専門職としての誇りの毀損は計り知れません。
3. 地域社会への影響:介護保険制度への不信感
330万円を超える巨額の不正受給は、地域住民が納める大切な保険料の搾取であり、真面目に運営している周辺事業所の顔を泥で塗る行為です。
330万円を超える巨額の不正受給は、地域住民が納める大切な保険料の搾取であり、真面目に運営している周辺事業所の顔を泥で塗る行為です。
💬 現役介護士の視点:看板に偽りあり。機能訓練は「数合わせ」ではない
リハビリ特化を掲げるデイサービスにおいて、人員基準を無視して加算を取る行為は、まさに「看板に偽りあり」と言わざるを得ません。
個別機能訓練加算は、利用者のADL維持・向上に直結する非常に重要な加算です。
経営上の理由で専門職が確保できない苦悩はあるかもしれませんが、それを「嘘の請求」で解決した瞬間に、その事業所は福祉の担い手としての資格を失います。今回の3ヶ月という停止期間中に、リハビリの質と誠実さをどう取り戻すのか、厳しい視線が注がれます。
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