🚨 異常事態:鳥取市の訪問介護で「指定取消」。虚偽報告とネグレクトが認定
鳥取市は「イナバ総合福祉会」に対し、障害福祉サービスの指定取消と介護サービスの3ヶ月停止を決定。9時間の計画を2時間で済ませる等の大幅な不正請求に加え、利用者への3日間の未訪問(介護放棄)という衝撃的な実態が明らかになりました。
| 対象事業者 | 一般社団法人イナバ総合福祉会(訪問介護事業所) 📍 鳥取県鳥取市湯所町2丁目407 (Googleマップで見る) |
|---|---|
| 運営法人 | 一般社団法人イナバ総合福祉会 |
行政処分データ表 (参照元:朝日新聞報道)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 処分内容 | 障害:指定取消 / 介護:一部停止(3か月) |
| 主な違反理由 | 不正請求、虐待(ネグレクト)、虚偽答弁 |
| 不正の詳細 | ・2名/9時間の計画を1名/2時間で実施 ・利用者に対し3日間の未訪問(介護放棄) ・代表者による監査での虚偽答弁 |
| 返還金等 | 不正請求額 約340万円(+40%の加算金徴収) |
処分の背景:サービス時間の「7割カット」と代表者の嘘
今回の事案で極めて悪質なのは、重度訪問介護において本来提供すべきサービス時間の約7割をカットし、人員も半分に減らしながら、満額の報酬を請求していた点です。これは過失ではなく、組織的な搾取と言わざるを得ません。
さらに、鳥取市の監査に対して法人の代表者が「きちんとやっている」と虚偽の説明を繰り返していたことも認定されました。経営トップ自らが隠蔽に関与していたことは、法人全体のコンプライアンスが完全に崩壊していたことを物語っています。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
1. 利用者への影響:生命を脅かす「放置」
重度訪問介護が必要な利用者に対し、3日間も訪問しなかったことは、生命の危機に直結するネグレクト(虐待)です。提供時間の大幅短縮も含め、利用者の安全は完全に軽視されていました。
重度訪問介護が必要な利用者に対し、3日間も訪問しなかったことは、生命の危機に直結するネグレクト(虐待)です。提供時間の大幅短縮も含め、利用者の安全は完全に軽視されていました。
2. 現場スタッフへの影響:職業倫理の汚染
代表者が嘘をつくような環境で、現場スタッフが正しいケアを学び、実践することは不可能です。真面目に働こうとするスタッフの誇りさえも踏みにじる組織体制です。
代表者が嘘をつくような環境で、現場スタッフが正しいケアを学び、実践することは不可能です。真面目に働こうとするスタッフの誇りさえも踏みにじる組織体制です。
3. 地域社会への影響:制度の信頼を根本から破壊
介護保険や障害福祉の財源は、国民が納める保険料と税金です。数百万円にのぼる不正受給は、地域全体の福祉サービスに対する信頼を失墜させる行為です。
介護保険や障害福祉の財源は、国民が納める保険料と税金です。数百万円にのぼる不正受給は、地域全体の福祉サービスに対する信頼を失墜させる行為です。
💬 現役介護士の視点:9時間が2時間になる「違和感」を放置した罪
現場で働く人間なら、9時間入るべき現場が2時間で終わる異常さに気づかないはずがありません。それを代表者が「きちんとやっている」と突っぱねる。この組織には、利用者さんを救うという意識が1ミリもなかったのではないでしょうか。
特に「3日間訪問なし」という事実は、同じ福祉従事者として震えるほどの怒りを感じます。介護は単なる作業ではなく、その人の命を支える仕事です。今回の取消処分は、当然を通り越して遅すぎた決断かもしれません。
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