🚨 行政処分:鹿沼市のデイサービスで「半年間の停止」。5,200万円超の巨額返還へ
栃木県は「暖らいふ」に対し、2年間にわたる定員超過を減算せずに請求し続けていたとして、指定の一部効力停止処分を下しました。不正受給額は5,258万円という、通所介護1拠点としては異例の巨額事案となっています。
| 対象事業所 | デイサービスセンター暖らいふ 📍 栃木県鹿沼市北半田1489番地6 (Googleマップ) |
|---|---|
| 運営法人 | 株式会社福祉舎 代表取締役 野澤 充 |
行政処分データ表 (参照元:栃木県公式HP)
| 処分内容 | 指定の一部効力停止(6か月間) |
|---|---|
| 停止期間 | 令和7年2月1日 〜 令和7年7月31日 |
| 主な違反理由 | 居宅介護サービス費の不正請求 (定員超過にもかかわらず減算せず請求し受領) |
| 不正受給額 | 52,584,580円(※今後、加算金40%の上乗せ請求の可能性あり) |
処分の背景:2年間続いた「満員電車状態」の運営
今回の不正は、令和4年9月から令和6年8月という約2年間にわたる長期的なものでした。通所介護には「定員」が定められており、これを超えた場合は報酬を減らすルール(定員超過減算)がありますが、同事業所はこのルールを無視して満額請求を続けていました。
5,200万円という金額は、不適切な運営によって地域の介護保険財源から「本来支払われるべきではないお金」を吸い上げていたことを示しています。鹿沼市指定の総合事業についても同様の処分が行われる見通しです。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
定員を超えた状態でのサービス提供は、職員の目が届きにくくなり、事故のリスクが跳ね上がります。特に要介護3〜5の重度者が半数以上を占める中で、この過密状態は極めて危険です。
定員オーバーの利用者を、限られたスタッフで対応し続ける現場の負担は想像を絶します。真面目に働くスタッフがバーンアウト(燃え尽き)してしまうような運営体制です。
我々が納めている保険料が、ルール違反の運営に5,200万円も支払われていた事実は、地域福祉の根幹を揺るがす重大な背信行為です。
[Image of nursing home capacity management standards]
現場で汗を流す人間として、5,200万円という数字を見ると目眩がします。これだけのお金があれば、もう一拠点の開設や、スタッフの大幅な増員、最新の介護ロボット導入だって可能だったはずです。それを「定員隠し」という姑息な手段での利益獲得に使ってしまった経営陣の責任はあまりに重い。
重度の方がこれだけ多い中で定員オーバーを許すのは、介護ではなくただの「詰め込み」です。スタッフの方々も、本当はもっと一人ひとりに向き合いたかったのではないでしょうか。半年間の停止期間は、自分たちが何のためにこの看板を掲げているのか、猛省してほしいと思います。
※本記事は、過去に行政機関が公表した情報を整理・記録したものです。現在の運営状況や評価を示すものではありません。
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