🚨 行政処分:【北九州市小倉北区】管理責任者の勤務を偽装し470万円を不正受給
障害児通所支援「たけのこさん」にて組織的な不正受給が発覚しました。
資格者の不在を隠蔽し、不当に得た給付費に対し、市は指定取消しと660万円の返還命令を下しています。
| 処分発表日 | 2025年12月18日(処分発表日) |
|---|---|
| 対象事業所 | たけのこさん |
| 運営法人 | 株式会社Coco |
| 代表者 | 竹岡 香菜 |
| 所在地 | 北九州市小倉北区 堺町二丁目1番13号 |
| 処分内容 | 指定の取消し(障害児通所支援) |
| 返還請求額 | 約660万円(加算金含む) |
不正受給の事実関係と処分の背景
北九州市は、株式会社Cocoが運営する障害児通所支援事業所「たけのこさん」に対し、児童福祉法に基づく指定取消処分を行いました。
1. 管理責任者の勤務実態を捏造
当該事業所では、運営に不可欠な「児童発達支援管理責任者」が常勤していない状態でありながら、あたかも勤務しているかのように装い、市に対して給付費を請求していました。不正請求は2024年7月から約1年間にわたって行われていました。
2. 情報提供により不正が発覚
2025年7月に寄せられた不正に関する情報提供を受け、市が監査を実施したところ事実が判明しました。北九州市はこれを悪質な不正と判断し、来年1月末付での指定取消しと、多額の加算金を含む返還を命じています。
行政処分の詳細データ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 不正受給額 | 約470万円 |
| 返還請求総額 | 約660万円(加算金を含む) |
| 不正期間 | 2024年7月 ~ 2025年7月 |
| 発覚の経緯 | 外部からの情報提供に基づく市の監査 |
今回の事件は、障害児の支援計画を立てる『要』となる責任者が不在なのに、その名前だけを借りて給付金を受け取っていたという、制度の根幹を揺るがす不祥事です。
これを一般社会のサービスに例えると、『プロのシェフが常駐しているという触れ込みで高額なコース料理代金を受け取っていたレストランが、実際にはシェフは一度も店に来ておらず、素人が見よう見まねで作った料理を出し続けていた』というような、お客様(利用者と納税者)への重大な裏切り行為です。
児童発達支援管理責任者は、子供一人ひとりの特性に合わせた指導計画を作成する極めて専門性の高い職種です。その責任者がいないということは、提供されていたサービスの質そのものが担保されていなかった可能性が高く、通っていた子供たちやその家族の期待を大きく踏みにじった罪は非常に重いと言えます。情報提供によって発覚したという点も、現場の中に不信感が募っていたことを示唆しており、組織としての倫理観が完全に失われていた事態と言わざるを得ません。

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