🚨 行政処分:吹田市の訪問介護事業所で「指定取消」。玄関に外鍵を付け利用者を監禁
吹田市は「訪問介護ステーション花」に対し、最も重い指定取消処分を下しました。ケアマネジャーが利用者の玄関に外鍵を取り付けて外出を制限し、ヘルパーもそれを知りながら日常的に鍵を操作してサービスを提供。さらに、市外のマンションで隠れて営業を行うなど、極めて悪質な実態が判明しました。
| 対象事業所 | 訪問介護ステーション花 📍 大阪府吹田市朝日町18番14号 (Googleマップ) |
|---|---|
| サービスの種類 | 訪問介護、第1号訪問事業 |
| 運営法人 | 合同会社花 (代表社員 川原 文弘) |
行政処分データ表
| 処分内容 | 指定の取消し |
|---|---|
| 取消年月日 | 2020年11月30日 |
| 主な違反理由 | ・人格尊重義務違反(監禁・虐待):利用者8名の玄関に外鍵を設置。 ・人員基準違反:管理者が届け出た事業所におらず、市外に常駐。 ・不正な運営:届け出た事業所で活動せず、市外のマンションで営業。 ・虚偽報告:監査時に会計書類がないと嘘の報告。 |
処分の背景:『安全のため』なら閉じ込めてもいいのか?
今回の事案で最も戦慄を覚えるのは、併設するケアプランセンターの管理者が中心となり、利用者8名の玄関に「外鍵」を取り付けた点です。認知症等の理由があったとしても、法的な手続きなしに外から鍵をかける行為は身体拘束であり、刑法上の逮捕・監禁罪にも抵触しかねない暴挙です。
💡 図解:組織的に行われた監禁・放置の構図
なぜ誰も止められなかったのか?事業所全体が虐待に加担していた実態。
(利用者が外に出られない状態にする)
異常事態を知りながら「放置」
(行政の目が届かない密室での運営)
▼ 今回の「異常性」のポイント
通常の虐待は「一部の職員」によるものが多いですが、本件は「管理者が鍵を付け、ヘルパー全員がそれを使って出入りしていた」という点にあります。事業所全体が利用者の人権を奪うことに慣れきっていた、恐ろしいケースです。
⚠️ 不祥事が及ぼす三者への影響
1. 利用者:自由を奪われ、文字通り「閉じ込められる」という恐怖。尊厳の完全な破壊。
2. スタッフ:麻痺してしまった倫理観。介護職としての専門性の放棄。
3. 地域・行政:届出先を偽った「ゴースト営業」による、行政監督システムの無効化。
鍵をかけられた利用者さんを目の前にして、平然と鍵を開けて入り、また閉めて帰る……。その瞬間に、スタッフの誰一人として『これっておかしくない?』と声を上げなかったのでしょうか。管理者が決めたことだからと、人権侵害に従うのはもうプロではありません。
さらに、市外のマンションに常駐して隠れるように運営していたのも悪質です。光の当たらない場所で、介護の闇が煮詰まってしまったような事案。吹田市の断固とした「指定取消」は、市民の尊厳を守るための当然の判断です。
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