【東大阪】「朝陽デイサービス」が指定取消。幽霊スタッフによる指定取得と定員超過

🚨 行政処分:【東大阪市】指定取得時からの不正と架空請求によりデイサービスが指定取消

「朝陽デイサービス」において、人員基準の偽装や定員オーバーなど、組織的な不正運営が発覚しました。
監査時の虚偽報告など隠蔽工作も認められたため、市は最も重い指定取消処分を下しました。

処分年月日 2015年8月31日
対象事業所 朝陽デイサービス
運営法人 株式会社朝陽
代表者 代表取締役 中島 小雪
所在地 東大阪市横枕西5番28号
処分内容 指定の取消し
返還請求額 6,456,709円(加算金含む総額)

不正の全容と詳細データ

東大阪市は、株式会社朝陽が運営する「朝陽デイサービス」に対し、介護保険法に基づく指定取消処分を行いました。本件は指定取得時から運営に至るまで、極めて組織的かつ多岐にわたる不正が確認されています。

1. 「幽霊スタッフ」による不正な指定取得

当該事業所は、事業を開始するための指定申請段階において、実際には勤務予定のない従業員を名簿に含めるという「不正の手段」を用いていました。最初からルールを無視した形でのスタートでした。

2. 定員オーバーと架空請求の常態化

運営においては、定められた定員を超えて利用者を受け入れながら、本来行うべき報酬の減額を行わず、不当に高い給付費を請求していました。また、利用者9名に対し、実際には提供していないサービスの記録を捏造して介護報酬を騙し取っていました。

行政処分の根拠データ

項目 詳細内容
不正請求の規模 利用者9名に対し、未提供サービスの虚偽記録を作成
定員管理の不備 定員を超えて受け入れながら、必要な報酬減算を行わず満額請求
隠蔽工作 監査時に虚偽のサービス提供記録および勤務表を提出
指定時の不正 新規申請時に勤務予定のない従業員を名簿に記載し指定を取得
💬 現役介護士からの視点

今回の事例は、入り口(指定取得)から出口(日々の請求)まで、すべてが嘘で固められた極めて悪質なケースです。

これを一般社会のサービスに例えると、以下のような状態です。

  • 不正指定:『実際には1人も運転手がいないのに、名前だけを借りてタクシー会社の営業許可を無理やり取った』状態。
  • 定員超過:『5人乗りの車に10人詰め込んで走りながら、安全管理の不備を隠して通常料金をボッタクリ続けていた』状態。
  • 架空請求:『一度もタクシーに乗っていないお客様のレシートを勝手に作り、国から補助金を騙し取っていた』状態。

監査で嘘の書類を出すという隠蔽体質も含め、介護保険制度という信頼の上に成り立つ仕組みを根底から壊す行為です。返還金645万円という重いペナルティは、当然の帰結と言えます。

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