🚨 男女同室で着替え・トイレ施錠
長崎県五島市の「デイサービス天意」で指定取消処分。「早く済ませるため」に男女同室で着替えさせたり、トイレを施錠するなどの虐待が発覚。不正受給額は約2,200万円。
| 処分発表日 | 2025年1月16日(取消日:3月31日) |
|---|---|
| 対象事業者 | デイサービス天意(てんい) (運営:グループホーム天意) |
| 所在地 | 長崎県五島市大荒町 |
| 返還請求額 | 約3,000万円 (加算金含む) |
| 処分内容 | ●指定取消し ※事業者は不服申し立てを検討中 |
| 概要 | トイレの施錠、男女同室での着替え、無資格者による胃ろう実施などの虐待行為が発覚。さらに看護職員の配置を偽るなどして約2,200万円を不正受給した。 |
事件の経緯・詳細
長崎県五島市の「デイサービス天意」で、耳を疑うような虐待行為と巨額の不正請求が明らかになりました。
県は「指定取消」という最も重い処分を下しましたが、事業者側は一部の事実を認めつつも、弁護士と協議して不服申し立てを検討しているとのことです。
1. 尊厳を踏みにじる「虐待行為」
県と市の監査により、以下の身体的・心理的虐待が認定されました。
- トイレの使用制限:利用者が自由にトイレを使えないよう、入り口を施錠して閉じ込めていました。
- 羞恥心への配慮欠如:入浴介助を早く済ませるため、男女の利用者を同じ脱衣室で着替えさせていました。
- 違法な医療行為:医療資格のない介護職員が、胃ろう(チューブでの栄養補給)の処置を行っていました。
2. 3,000万円の返還請求
虐待だけでなく、お金の不正も常態化していました。
看護職員の配置人数や入浴介助の体制について虚偽の申請を行い、約2,200万円の介護報酬を不正に受け取っていました。
県は加算金(ペナルティ)を含めた約3,000万円の返還を求めています。
公表データ(2025年3月5日時点)
公表されたデータでは、利用者が「0人」となっています。処分の影響ですでに運営実態がないか、データがリセットされている可能性があります。
| 従業者情報 | |
|---|---|
| 総従業者数 | 12人 |
| 看護職員 | 常勤 1人 / 非常勤 1人 |
| 介護職員 | 常勤 7人 / 非常勤 1人 |
| 利用者情報 | |
| 利用定員 | 35人 |
| 要介護度別利用者数 | 全区分 0人 |
出典:介護サービス情報公表システム(2025/03/05 公表)
💬 現役介護士からの視点
『男女同じ部屋で着替えさせる』『トイレに鍵をかける』……。これは介護以前に、人権侵害のレベルです。
『早く済ませるため』という理由で利用者の羞恥心を無視する姿勢には、強い憤りを覚えます。
事業者側は『勉強不足だった』とコメントしているようですが、これは知識の問題ではなく、倫理観の欠如です。

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