
🚨 行政処分:宮城県の特養で「虐待」と「虚偽答弁」。新規受入停止・報酬9割に
宮城県は「特別養護老人ホーム 万葉の里」に対し、入所者への身体的虐待および監査時の虚偽答弁があったとして、指定の一部効力停止処分を下しました。帯紐を用いた不適切な身体拘束や頭部への殴打など、深刻な人権侵害が認定されています。
| 対象事業所 | 特別養護老人ホーム 万葉の里 📍 宮城県黒川郡大衡村大衡字大童7番地20 (Googleマップ) |
|---|---|
| 運営法人 | 社会福祉法人 友徳会 |
行政処分データ表 (参照元:宮城県公式HP)
| 処分内容 | 指定の一部効力停止(6か月) |
|---|---|
| 停止期間 | 令和2年4月10日 〜 令和2年10月9日 |
| 制限事項 | 新規受入停止 / 介護報酬請求上限9割 |
| 違反の事実 | ・帯紐による不適切な身体拘束(ベッド柵へ結びつける等) ・職員による入所者への殴打 ・監査における虚偽の答弁 |
処分の背景:レーダーチャートが示す「運営の綻び」
今回、特筆すべきは本事業所の「運営状況レーダーチャート」です。宮城県平均と比較して、ほぼ全ての項目で大幅に下回っています。
特に「事業運営・管理」「外部機関等との連携」「安全・衛生管理等」のスコアが著しく低く、施設が閉鎖的な環境に陥っていたことが推察されます。このような管理体制の欠如が、不適切な身体拘束や虐待を日常化させ、さらには「嘘をついて監査を逃れようとする」組織風土を生んだ可能性が高いと言えます。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
1. 利用者への影響:安心が恐怖に変わる生活
帯紐でベッド柵に縛り付けられる、頭を叩かれる。定員100名の大きな施設で、逃げ場のない高齢者が受けた心身のダメージは計り知れません。「安全・衛生管理」スコアの低さが最悪の形で露呈しました。
帯紐でベッド柵に縛り付けられる、頭を叩かれる。定員100名の大きな施設で、逃げ場のない高齢者が受けた心身のダメージは計り知れません。「安全・衛生管理」スコアの低さが最悪の形で露呈しました。
2. 現場スタッフへの影響:良心の麻痺と組織の腐敗
昨年度、非常勤スタッフが15名も退職しています。現場の疲弊と入れ替わりの激しさが、虐待の芽を見逃す要因になったのかもしれません。虚偽答弁を命じられた、あるいは黙認した組織の中で、スタッフの誇りは失われます。
昨年度、非常勤スタッフが15名も退職しています。現場の疲弊と入れ替わりの激しさが、虐待の芽を見逃す要因になったのかもしれません。虚偽答弁を命じられた、あるいは黙認した組織の中で、スタッフの誇りは失われます。
3. 地域社会・納税者への影響:巨大な信頼の損失
100人規模の特養は地域のインフラです。そこが「虐待と隠蔽の場」であった事実は、地域住民の老後への不安を増大させ、社会福祉法人への不信感を決定的なものにしました。
100人規模の特養は地域のインフラです。そこが「虐待と隠蔽の場」であった事実は、地域住民の老後への不安を増大させ、社会福祉法人への不信感を決定的なものにしました。
💬 現役介護士の視点:レーダーチャートの「形」は現場の「叫び」
このレーダーチャートの凹み方、現場の人間なら「あ、これ危ないな」と直感するレベルです。平均値に届かないどころか、底を這うような「管理体制」のスコア。これでは事故報告も適切に上がらず、研修も形骸化していたでしょう。
一番許せないのは「虚偽答弁」です。現場のミスを組織が隠そうとするのは、利用者さんよりも「保身」を優先した証拠。定員100名の看板を掲げるなら、まずはこのチャートを「円」に近づける誠実な経営からやり直してほしいと思います。
※本記事は、過去に行政機関が公表した情報を整理・記録したものです。現在の運営状況や評価を示すものではありません。
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