🚨 行政処分:姫路市の福祉用具事業所で「指定取消」。登記住所に事務所が存在せず
姫路市は「合同会社MUP産業」に対し、指定の取消処分を下しました。人員基準を満たしていないだけでなく、指定された住所に事業所自体が存在しておらず、運営の実体がないという極めて異例の事態。行政の改善命令をも無視したことが決定打となりました。
| 対象事業所 | MUPエムユーピー産業 📍 兵庫県姫路市南町76番地姫路城陽ビル4F (mocco ROOM 2) (Googleマップ) |
|---|---|
| 運営法人 | 合同会社MUPエムユーピー産業 代表社員 瀬並 信明 |
行政処分データ表 (参照元:姫路市公表資料)
| 処分内容 | 指定の取消し |
|---|---|
| 取消年月日 | 令和5年8月25日 |
| サービスの種類 | 福祉用具貸与 |
| 主な違反理由 | ・設備基準違反(指定所在地に事務所が存在せず、運営実体なし) ・人員基準違反(管理者・専門相談員を適切に配置していない) ・命令違反(改善勧告・命令を無視) |
処分の背景:制度を根底から揺るがす「空洞化」運営
本来、福祉用具貸与の事業所には、適切なメンテナンススペースや相談室の確保、そして専門相談員の常駐が法律で義務付けられています。しかし、本事業所はコワーキングスペースを住所地として登録しながら、実際にはそこでの運営実体すら確認できないという「ゴースト事業所」状態でした。行政からの度重なる指導にも一切応じなかった姿勢は、福祉制度を軽視した極めて悪質なものとみなされました。
⚠️ 不祥事が及ぼす「三者への致命的な影響」
1. 利用者への影響:安全な用具提供の放棄
福祉用具はベッドや車椅子など、利用者の「命」を支える道具です。点検や清掃、相談員による適切な選定が行えない「実体なき事業所」との契約は、利用者を事故の危険に晒す無責任極まりない行為です。
福祉用具はベッドや車椅子など、利用者の「命」を支える道具です。点検や清掃、相談員による適切な選定が行えない「実体なき事業所」との契約は、利用者を事故の危険に晒す無責任極まりない行為です。
2. 現場スタッフへの影響:資格とキャリアの毀損
配置されていると偽られた専門相談員がもし存在していた場合、その方の資格や職業的信頼まで汚されることになります。透明性のない環境は、誠実な専門職の志を根本から破壊します。
配置されていると偽られた専門相談員がもし存在していた場合、その方の資格や職業的信頼まで汚されることになります。透明性のない環境は、誠実な専門職の志を根本から破壊します。
3. 地域社会・行政への影響:制度への信頼失墜
「登記さえすれば介護ビジネスができる」という安易な風潮を助長し、真面目に設備を整え運営している同業者への不信感を招きます。行政の命令を無視し続ける行為は、地域福祉のルールそのものを壊すテロ行為です。
「登記さえすれば介護ビジネスができる」という安易な風潮を助長し、真面目に設備を整え運営している同業者への不信感を招きます。行政の命令を無視し続ける行為は、地域福祉のルールそのものを壊すテロ行為です。
💬 現役介護士の視点:コワーキングスペースは「事務所」ではない
ベッドの搬入、車椅子の消毒、ケアマネとの密な連携……福祉用具の仕事は、決してパソコン一台で完結するものではありません。シェアオフィスで登記だけ済ませる手法は、今の時代に合っているように見えて、福祉の現場では「利用者さんへの裏切り」でしかありません。改善命令までスルーする経営感覚には、怒りを通り越して虚しさを感じます。
※本記事は、過去に行政機関が公表した情報を整理・記録したものです。現在の運営状況や評価を示すものではありません。
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出典・参考資料
本記事は、公的機関が公表した資料をもとに情報を整理しています。詳細は以下のリンクからご確認ください。
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