🚨 行政処分・逮捕:【北九州市小倉南区】認知症入所者になりすまし投票した疑いで施設長ら逮捕
特別養護老人ホーム「双葉苑」にて、入所者の意思を無視した組織的な投票偽造が発覚しました。
施設長の親族が立候補した市議選において、不在者投票制度を悪用したとして警察が強制捜査に踏み切りました。
| 逮捕公表日 | 2013年2月15日(逮捕日) |
|---|---|
| 対象施設 | 特別養護老人ホーム 双葉苑 |
| 運営法人 | 社会福祉法人(名称非公表) |
| 責任者 | 施設長 西田 二郎(容疑者) |
| 所在地 | 福岡県北九州市小倉南区 |
| 事件内容 | 公職選挙法違反(投票偽造) |
投票偽造の事実関係と不祥事の背景
福岡県警は、北九州市小倉南区の特別養護老人ホーム「双葉苑」の施設長ら職員4名を、公職選挙法違反(投票偽造)の容疑で逮捕しました。
1. 不在者投票制度の悪用
容疑者らは1月下旬、認知症などで投票の意思表示が全くできない高齢入所者3名になりすまし、特定の候補者名を記入して選挙管理委員会に送付した疑いが持たれています。
2. 親族の選挙への関与
逮捕された施設長は、当該施設を運営する法人の理事長の次男であり、その実兄は同市議選に立候補し当選していました。施設長らは容疑を認めており、警察は他にも約30人の不在者投票に同様の不正がなかったか捜査を進めています。
事件の概要データ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 逮捕容疑者 | 施設長および職員計4名 |
| 被害(対象者) | 認知症等の入所者3名(他30名についても調査中) |
| 管理者権限 | 不在者投票施設の指定を受け、施設長が管理者を務めていた |
今回の事件は、入居者の権利を守るべき施設側が、判断能力の低下した高齢者を政治的な「票田」として利用した、極めて悪質な民主主義への冒涜です。
これを一般社会のサービスに例えると、『街の人気投票を行っているアンケート会場の責任者が、言葉の通じない外国人観光客の代わりに勝手に自分の親族の名前を書いて投票箱に入れ、「これが市民の声だ」と言い張っている』ような状態です。信頼して施設を任せている家族や市民に対する、取り返しのつかない裏切り行為と言えます。
不在者投票施設の指定を受けるということは、行政からその公平性を担保する「公的な信頼」を預かっているということです。その責任者が私利私欲のために権限を私物化した罪は重く、介護現場全体のモラルを疑われかねない不祥事です。介護士として現場に立つ者にとって、利用者の「声」を偽造することは、その人の人格そのものを否定することに他ならないと感じ、強い憤りを覚えます。

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