【秋田】社福「象潟健成会」が1.5億円の不正受給。定員超過の満額請求で指定取消

🚨 行政処分:社会福祉法人 象潟健成会に対する指定取消処分(秋田県)

運営する2つのショートステイ施設において、約3年間にわたり定員を超えた利用者を受け入れ。減算ルールを無視し、満額の報酬および加算を不正に受領した。

法人名 社会福祉法人 象潟健成会
責任者 事務長 小沢 智樹(報道回答者)
対象施設 ショートケアセンター蕉風苑 / ショートケアセンター合歓
不正受給額 約1億5,800万円
処分内容 指定の取消し(当初:新規受入停止6か月・報酬3割減額)
2023年2月17日付

不正の全容:3年間にわたる定員超過の隠蔽

秋田県によると、当該法人は2019年4月から2022年6月までの長期間にわたり、定員を超える利用者を受け入れていました。本来であれば介護報酬を3割減額して請求すべきところ、意図的に満額で受領し続けていました。

施設運営データ:ショートケアセンター蕉風苑

項目 内容
利用者総数 35人(県平均28.0人を大きく超過)
総従業者数 42人
経験5年以上の割合 60.7%

施設運営データ:ショートケアセンター合歓

項目 内容
利用者総数 33人(県平均28.0人を大きく超過)
経験5年以上の割合 90%
💬 現役介護士の視点

今回の不正は、ショートステイにおける「定員管理」という初歩的かつ重要なルールを、社会福祉法人が組織的に無視していたものです。

これを一般社会のサービスに例えると、以下のような状態です。

  • 定員超過の満額請求:『定員30人の観光バスに35人を詰め込み、通路に座らせて運行しながら、全員から「ゆったり広々デラックス席」の正規料金を満額で受け取っていた』ような状態です。

経験年数5年以上のベテラン職員が6割〜9割を占める体制でありながら、「減算の認識がなかった」という弁明は極めて不自然です。1億5800万円という金額は、適切なケアを犠牲にして利益を優先させた結果と言わざるを得ません。指定取消という最も重い処分は、公共性の高い社会福祉法人としての適格性を問うた結果です。

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