【宮崎・指定取消】都城市「民家デイななかまど」架空勤務表で不正請求

処分決定日 2025年8月29日(発表)
対象事業者 民家デイサービスななかまど
法人名 合同会社 穂香
代表者 代表社員 米澤 明美
所在地 宮崎県都城市山田町中霧島3553番地10
特記事項 利用者17人(9月16日までに転所が必要)
処分内容 指定取消(2025年9月16日付)
概要 看護職員の配置基準違反を隠蔽し、勤務実績のない職員の虚偽勤務表を作成。市の監査に対して虚偽の答弁を行うなど、悪質な隠蔽工作が認定された。

事件の経緯・詳細

宮崎県都城市は、介護保険法に基づき、合同会社穂香が運営する「民家デイサービスななかまど」の指定取消処分を行いました。

1. 虚偽報告と隠蔽工作

市によると、同事業所は以下の手口で人員基準違反を隠蔽していました。

  • 架空の勤務実績:勤務実績のない職員が働いていたとする「虚偽の勤務表」を作成し、市に提出していました。
  • 監査での嘘:市の監査において、事実と異なる虚偽の答弁を行いました。

2. 不正請求の内容

2023年から2024年にかけて、看護職員の数が基準を下回っていたにもかかわらず、減算措置を行いませんでした。
また、複数のサービスで要件を満たしていないにもかかわらず加算を請求し、約355万円を不正に受給していました。
市は、40%の加算金を含めた約490万円の返還を求めています。

3. 利用者への影響

現在利用している17名の高齢者は、指定取消となる9月16日までに他の事業所を探さなければなりません。事業所側には引き継ぎを行うよう求められていますが、利用者や家族にとっては大きな負担となります。

💬 現役介護士からの視点

「民家デイサービス」という名前から、小規模で温かいケアを期待して選んだ家族も多かったはずです。それを裏切るような「架空職員の計上」や「監査での嘘」は許せません。
何より、突然の閉鎖で放り出される17人の利用者さんが心配です。信頼関係で成り立つ民家型デイだからこそ、一度の裏切りが致命的になります。

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