【北海道・旭川】有料老人ホーム「ライフ・イン」心理的虐待とネグレクトで行政処分

🚨 旭川市:有料老人ホームでの心理的虐待とネグレクトにより改善命令

「グループハウスライフ・イン」にて、複数の職員による不適切な対応が発覚しました。
威嚇的な言動と介護放棄という、利用者の尊厳を深く傷つける行為に対し、市は厳重な改善命令を下しています。

処分日 2025年6月23日(処分日)
対象事業者 グループハウスライフ・イン
(運営:株式会社スマイルライフ / 代表取締役:代表取締役 志村 龍寛)
所在地 旭川市忠和6条2丁目1番8号
違反内容 心理的虐待・ネグレクト(介護放棄)
処分内容 改善命令
(虐待の再発防止措置を講じる義務)
事実関係 従業者による心理的虐待(威嚇的な発言・態度)およびネグレクト(介護・世話の放棄)が確認された。旭川市はこれを人格尊重義務違反と認定し、再発防止の改善命令を出した。

虐待および介護放棄の事実詳細

旭川市は、株式会社スマイルライフが運営する「グループハウスライフ・イン」に対し、老人福祉法に基づく行政処分(改善命令)を行いました。

1. 心理的虐待と介護放棄の同時発覚

当該施設において、介護職員1名が入居者1名に対し、威嚇的な発言や態度をとる「心理的虐待」を行っていました。さらに、別の介護職員1名も同じ入居者に対し、必要な介護や世話を意図的に行わない「放棄・放任(ネグレクト)」を行っていたことが判明しました。

2. 重大な人格尊重義務違反

これらの行為は、利用者の尊厳を著しく傷つける「人格尊重義務違反」に該当すると判断されました。市は事業者に対し、虐待の発生防止および再発防止に向けた具体的な措置を講じるよう、厳重な命令を下しています。

💬 現役介護士からの視点

今回の問題は、安全と安心を提供するはずのプロのスタッフが、特定のお客様に対して「言葉で脅す」人と「必要な助けを無視する」人に分かれて、組織としての役割を完全に放棄してしまった点にあります。

これを一般社会のサービスに例えると、『高級マンションのコンシェルジュが、住人の一人を大声で怒鳴りつけ、さらに別の担当者が、その住人が助けを求めてもわざと無視して持ち場を離れる』というような、契約を根本から無視した極めて不誠実な対応です。

介護現場において、言葉の暴力や無視(ネグレクト)は、目に見える怪我がない分、周囲が気づきにくく、利用者は静かに精神的に追い詰められていきます。スタッフ一人ひとりの倫理観はもちろんですが、このような不適切な対応が放置されていた施設の管理体制そのものに、大きな課題があると言わざるを得ません。

※本記事は、過去に行政機関が公表した情報を整理・記録したものです。
現在の運営状況や評価を示すものではありません。

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